2017年10月17日火曜日

2017総選挙 共産党の議席減=「さびぬき」政治?

よく議席が増えると○○になります!というのはよく聞く話だ。

例えば、2003年から10年間、共産党は一桁の国会議員しかいなかったわけだが、10人になれば党首討論に出れます!と盛んに宣伝していた。

前回の総選挙で21議席を獲得し、議案提案権を得た。
そして、全常任委員会に共産党議員が配置され、質問時間も随分長くなった。

つまり、このまま予測通りに議席が減ると、質問時間が減るのである。
単独で法案が提出できなくなるのだ。

共産党の質問は調査能力に長け、政府・与党が嫌がる存在という。
この質問の時間が減れば、政府への追及が弱まり、
本題までたどらず時間切れなんてことが増えるかもしれない。

質問時間が長ければ多様な問題点を質問できるだろう。

安倍政権への様々な問題を指摘して
揚げ足取りでない質問ができる共産党の議席は
たとえ、与野党逆転の数に達してなくても
政治に緊張感をもたせる存在である。

ピリッとした空気も作れ、
ときにロシアンルーレットのように隠し球(内部文書)も披露できる。

政界のわさびとでもいようか。

「さびぬき」はイマイチ!という人が多いのではないか?
和食にわさびが必要なように、
日本の政治に日本共産党は必要なのである。

共産党は総定数の4割を占める比例代表が主戦場。
ならば #比例は共産党 である。

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